アゼルバイジャン共和国ヘイダル・アリエフ大統領と平田タケオ日本政府代表の 会談より引用 - 大統領宮殿、2000年12月23日


ヘイダル・アリエフ: 日本国とアゼルバイジャンの間の繋がりのなかで、つねに大きな役割を果たしていらっしゃいます。 同時に我々の間で良い個人的コネと共感が出来ております。ですから、アゼルバイジャンへを御訪問して頂いてとても嬉しいと思っております。

貴国より債務を使い二日前から「セーベルナヤ」地区の国営発電所で発電ユニット建設工事を開始し、その土台をすえました。この債務取得に対し御貢献のことを一切忘れず、大分評価しております、とここで強調させて頂きたいと思います。アゼルバイジャンまで来て頂きましたことはとても良いことでございます。

平田タケオ: 大統領様、どうも有り難うございます。私共に関する御親切な言葉に対し感謝申し上げます。大きな印象を受けております。

アゼルバイジャンと日本国は戦略的パートナーとなっております。そして、1998年2月大統領閣下の歴史的な訪日は、我が両国間の各面的関係拡大にとても重要な役割を果たし、転換点となりました。日本の人々はいま、アゼルバイジャンともっと活発的な関係の発展を待機しております。新企画の開始段階から大統領閣下が御自分自身でこの企画への参加するようになり、「セーベルナヤ」地区の国営発電所の新発電ユニット土台建設工事開催式へ御出席して頂きましたのは、我々皆が良く知っており、とても高く評価しております。

1998年に日本をご訪問中に、天皇陛下も非常にお会いができ、満足していらっしゃい、大統領閣下に敬意を表しまして晩餐会を行いました。

大統領閣下による歴史的な訪問の結果アゼルバイジャンは、「日本国の正式支援計画」枠内で支援を受け取る国々の中で、国民一人当たりの支援上、第一を示すようになりますた。

ヘイダル・アリエフ: 有難うございます。そのことは私どもが知りませんでした。

平田タケオ:  これが丁度、大統領閣下による歴史的な訪日の結果となりましたのをここでもう一度強調させて頂きたいと思っております。

ヘイダル・アリエフ:  有難うございます。.

平田タケオ:  アゼルバイジャンに起きました最近の地震の関連で特に日本の若者たちの名前で悔やみの念を表したいと存じまして、この災難がどうも大統領様にとって悲しいことでござるような感じがしております。

ヘイダル・アリエフ:  有難う。

平田タケオ: 閣下さま、私どもの個人の人格を尊重し、私どもとの関係をそれほど高く評価して頂くことに対し、深い感謝の意を表明致しまして、我が今後にも両国間の協力の拡大やアゼルバイジャンへの支援企画の準備などに全努力をつくすことを約束させて頂きたいと存じます。

ヘイダル・アリエフ: どうも有り難うございました。日本・アゼルバイジャン関係発展に対し個人的な御役割もとても高く評価しておるのをここでもう一度 強調したと思います。 アゼルバイジャンに対し特別なご気持、好意を持っていらっしゃっているのは私どもにとって嬉しいことでございます。日本・アゼルバイジャン関係設定、この道を開くことに対し特別な役割を果たして頂きました人物でございます。冬オリンピック大会のとき御自宅でアゼルバイジャンの国旗を見てからお客さんたちがとっても喜んでいたとの話しをして頂きましたとの記憶があります。私どもは、このような話をどうしても忘れません。それは全てとても大事です。

1998年2月 私ども日本への正式訪問が我が国にとってとても重要でありましたとアゼルバイジャンにいる我々が思っており、御国にとってもそうであると思っております。天皇陛下と面談、私どもに敬意を表する晩餐会などを思い出すと大感謝を感じます。昨日は天皇陛下誕生日がありまして、日本の国家祭りの日でありました。この機会にお祝いの手紙をお送り致しました。

訪日の際、アゼルバイジャンにおき貴国の大使館が開くと日本政府より約束がありました。大使館を開き、良い大使を任命して頂きました。アゼルバイジャン語が出来ることにより我が国への尊重を表明していらっしゃいます。

今まで我々の協力はとても成功でありました。一方では、アゼルバイジャン、カスピ海におき日本の石油企業やここで行われているその他の企業などの活動がとても大事と思っております。それと並び、日本国が特恵債務や補助金などを与えて頂き、そのことが我々にとって嬉しいことであり、もうそれを利用し始めております。そのお金を使って、封建、化学などの一部の分野におき一定の作業が進んでおります。御国より配達してくれたトラクターは我が農業に手伝っております。これ全てが我々の協力の第一段階であると私どもが思っております。今後には、我が協力はもっと広くなるべきと私どもが思っております。我々はそのことを望んでおります。日本にもこのような望みがあると思っております。日本が支援を提供してくれる国々のなかで国民一人当たりの支援の規模上でアゼルバイジャンが第一を示していることは、我が共和国に対し貴国の注意の証拠となっております。

我が両国を結びつく計画の一つは、偉大な歴史的シルクロード回復の問題であります。東京滞在中に貴国の政府、当時の橋本総理と直接にその問題を話し合いましたと記憶を持っていらっしゃると思います。

我々はその仕事をし続けております。1998年にアゼルバイジャンに行われた国際会議へ日本の代表団参加も評価しております。

偉大なシルクロードの回復は将来、人類にとってとても重要となると思っております。我々は現在その基盤を作っているところであると思っております。しかし、人々がその良い結果を見れるには、まだまだ時間が必要であります。私どもでなければ、平田様がお見になられると思っております。ですから、日本・アゼルバイジャン関係が我々にとってとても大事であることをもう一度強調させて頂きたいと思っております。

お息子さんは、ごきげんいかがでしょうか?

平田タケオ: 大統領様、お陰様です。今、高校の一年生で、もう青年です。特に地理学に興味を持ってます。地理学の教科書のなかでアゼルバイジャンやバクについて情報を読み、貴国の国旗など正式な象徴物も分かりました。アゼルバイジャンのことが知っていてとても誇っております。学校で友達にアゼルバイジャンの国旗を見せることがよくあります。「アゼルバイジャン」という言葉の正しい発音も同級生に良く教えています。

ヘイダル・アリエフ: もっと教えて上げれば良い。とっても大事なことです。彼のこと覚えております。アゼルバイジャンまで連れてくるのを約束して頂きましたが、まだ約束を実現していらっしゃっていませんね。息子さんにアゼルバイジャンへの好意は、勿論、お父さんから移りました。私もお息子さんのことが気に入っております。ですから特別にアゼルバイジャンまでに招待します。次回のとき是非 連れてきてください。

平田タケオ: 大統領様、どうも有り難うございます。我々にとって大変な名誉になります。

お差支えがなければ、お二人きりで会談しながら我々の今後の関係と優先的な企画について意見を公開させて頂きたいと思います。

ヘイダル・アリエフ: よろしいです。
 

2000年12月26日付け「バク市の労働者」新聞より引用翻訳