ロブロト・コチャリャンアルメニア大統領とジャック・シラクフランス大統領との共同記者会見におけるヘイダル・アリエフアゼルバイジャン大統領の発表 - 2001年1月26日 


ご出席の皆様

本日は、すでに5時間以上もパリのエリ宮殿において、尊敬するシラク大統領と過ごせましたことは大変喜ばしいことです。フランスへ公式に紹介してくださったこと、私たちの間には興味深い対談と出会いのあったこと、そして今日のアゼルバイジャンについても多くの時間を割いていただいたこと-コチャリャンアルメニア大統領も同様にお考えと存じますーに対し、大統領に感謝の意を表明します。アゼルバイジャンがEUに加盟することは、アゼルバイジャンの国民、独立した我が国にとって歴史的に意味のあることです。 私はこの件につきまして、ジャックシラク大統領とフランスのEU関係者に対し、感謝申し上げます。これは本日のシラク大統領と私どもを象徴していますー

EUにおけるアゼルバイジャンの今日かかえる問題についても、もちろん有意義な意見交換をしました。

また、積極的にEUに加盟への道を進むこと、フランスのすべての関係者と努力していくことを改めて表明します。本日コチャリャンアルメニア大統領との間において、大変有意義な話し合い1たい1で行いました。

会談の2時間のそのほとんどはアルメニアとアゼルバイジャンの平和的な紛争解決の道を探すこと、相合の妥協点を探すことについて費やされました。

シラク大統領も参加された3か国会談はすばらしいものでした。すばらしいものでした

大統領もこの件についてはすでにおっしゃいましたが、大変深刻で困難な問題であるアゼルバイジャンとアルメニア紛争の平和協調に関して再び意見交換がなされたことは、アゼルバイジャンにとっても、アゼルバイジャン大統領である私にとっても、大きな意義のあることでした。コチャリャン大統領と私は、私たちの間にすでにある問題の解決の糸口を探し続けることに合意しました。この件はジャックシラク大統領とコチャリャン大統領との3か国会談においても同様に話し合いました。

フランス大統領、本日のような素晴らしい日に再度感謝の意を表するとともに、OSCEミンスクグループ議長としての影響力でもって、アルメニアとアゼルバイジャン紛争の平和的な解決手段の模索を継続されることを切におねがいします。