在アゼルバイジャン日本国特命全権大使の信任状を受取るとき2000年7月15日アゼルバイジャンのゲイダル・アリエフ大統領が同大使との会談の引用

広瀬 徹也: 尊重なり大統領閣下!

在アゼルバイジャン共和国の日本国特命全権大使との任命に関する信任状や都甲岳洋前大使召還状などを閣下に手渡すことは私にとって大光栄と思って存じます。

機会を使って、日本国が我が両国間における今後の友好関係発展への支持を表明すると閣下にもう一度 押し上げたいと存じます。

1992年9月より外交関係の開始により関係基盤が設立され、最近数年間にわたり我が両国間の繋がりが肯定的な方向に向かい発展してきたことは、日本国政府や国民にとって嬉しいことでございます。

日本国政府は、アゼルバイジャン共和国との間で出来上がっている独立性をもち、強い基盤や総合理解に基づく関係をより一層に発展するために、可能なこと全てをしたいと思って存じます。私共も、あらゆる分野におき、より大きく我が関係を強化するために、全ての可能性を使いたいと存じます。

私共がよりよく大使の勤務を果たして全努力を尽くしたいと思って存じまして、大統領閣下、アゼルバイジャン共和国政府などもよろしくお願い致します。ご清聴ありがとうございました。

ゲイダル・アリエフ: 尊敬する大使殿、アゼルバイジャン共和国において日本国の大使館の開設と我が共和国における活動のため貴様の任命は、我が国々の間で繋がりの発展のためにとても重要な手段であります。

日本と独立したアゼルバイジャン共和国間で1992年に設定された交関係は、定期的に発展し続け、最近数年間でかなり高いレーベルを達成してきました。

1998年に東京を正式訪問した際、数多くの会談を行い、日本天皇、総理大臣、外務大臣、経済大臣、その他の大臣、事業界のトップと代表者たちなどと交渉することや、特には橋本総理と私共が調印した合意文書などによっては、日本・アゼルバイジャン関係において新しい時代が開かれました。その従来にも我が両国の関係が活発的に発展し続けていましたと本日に満足と述べたいと思っております。日本の事業家、大企業、石油開発関係企業などは、アゼルバイジャンに成功し活動しております。

日本とアゼルバイジャンの繋がりは、我々にとってとても大きな意義をもち重要であります。こうした我々の繋がり、特に経済関係に対し我々がとても満足しております、と本日に述べたいと思います。加工数年間に日本がアゼルバイジャンに与えてくれた大規模な優先的貸代は、我が国におけるエネルギー生産コンプレクス、その他の経済分野の発展への支援となりました。

疑いもなく、我々の繋がりは今後にもより一層に拡大し、活発的に発展すると思いますし、在アゼルバイジャン日本国大使館はそれに大きく役に立つと思っております。

バク市における日本国大使館が成功に活動できるため、アゼルバイジャンの国家・政府など各機関は必要な協力全てを与えると確信をもちください。アゼルバイジャン国家と政府はその意味で皆様の定期的な協力者となります。

ご信任状を渡すとき、我が国における日本国の大使がアゼルバイジャン語を使って頂いた事に対し、大満足を表明させて頂きたいと思います。10-15年前でありましたら、日本の皆様の何方かがアゼルバイジャン語を話せると想像できないようなことでありました。

でも、1973-75年に東芝会社がアゼルバイジャンのバク市内エアコンの大工場を建設していた当時には、日本人の専門家約400人ぐらいがここで勤めていました。二年間に渡って我々と一緒にここで勤めてくださいました。あの時その一部の方々はアゼルバイジャン語を覚えてくれました。しかしあの時こんなことは何よりも散発的なことでありました。一部の方はただここで働きながら、バク市内生活に成れて少しだけ現地の言葉を覚えてしまいました。逆に今現在は、独立国家としてアゼルバイジャンが日本国の大使を受けるようになり、大使殿がアゼルバイジャンの言葉をお扱い頂くという事実そのものは、高い評価に値すると思っております。

勿論、貴様がアゼルバイジャン語を通じていらっしゃることは、在アゼルバイジャン日本国の大使として貴様の仕事上で大きく役に立つと思っております。

大使殿、はもう一度お祝いを申し上げます。わが国におけるお仕事、日本・アゼルバイジャン関係発展などへご成功を祈っております。

広瀬徹也: 大統領閣下は、5月16日に我々を訪ね、小渕恵三元総理逝去の関連でアゼルバイジャン国家の名前で悔やみの念を表して頂きました。親切なり、日本の最大のテレビ局の一つの取材に応じる時間も作って頂きました。日本国内で数回再放送され、そのインタビューは、少なくとも1500万人の視聴者に大統領閣下のお考えを紹介することが出来ましたと申し上げたく存じます。

大統領閣下、小渕恵三元総理の逝去は、悲しい出来事でありました一方、日本国民にとって、もう一度ゲイダル・アリエフ大統領のご意見を聞かせて、アゼルバイジャンに関し詳しい情報を貰える追加の機会となりましたともいえます。アゼルバイジャン国家トップの方が我が大使館までお出でになり、悔やみの念を表し、我が悲しみを割って頂きましたことに対し、日本国民は日本国家に対する大尊重のように受け取りました。大統領閣下に心から感謝を表し、我々にとって大光栄でありましたとこの場で述べさせて頂きたいと存じます。

ゲイダル・アリエフ: 大使殿が表明しましたお考えは、私共にとって嬉しい話でございます。日本を正式訪問しましたとき亡小渕氏は外務大臣を務めていらっしゃいました。細かくて根本的な会談が出来ました。そのとき彼をアゼルバイジャンに招待しました。去年、小渕氏は外務大臣としてわが共和国を訪問しました。しかし、残念ながらそのとき私共は国を不在しており、米国に治療をしに行っていました。小渕氏はバク市においてとても良い会談を行ってきました。

アゼルバイジャンに対し日本政府による優先的貸代の提供も、日本外務省、特に小渕大臣が大きく手伝って頂きましたと述べざるには得られないとお思います。バク市より帰国して後、小渕氏は日本の総理大臣となりました。

橋本元総理との会見と話合いについても楽しい思い出を持ちしております。橋本、小渕両氏が同じの政党員でありましたと御承知と思います。

小渕氏の逝去の頼りは、大きな悲しみの感と受取り、バク市内日本国大使館へ行って故人の冥福を祈る義務があると思いました。新選の森総理も同じ方針を続き、疑いもなく我が二国間の繋がりがより一層に発展し続けると確信しております。

日本の方から、アゼルバイジャンへの大関心、親切な態度を感じて、それをキチンと評価しております、ともう一度この場で言わせて頂きます。

ご承知に通りしばらく前からアゼルバイジャンはアジア銀行へ加盟し、その参加国となりました。アジア銀行において日本が大きな立場を持っているのがよく知られております。ですから、我々は今後にも直接とも、アジア銀行を通しても日本との協力を拡大し、両財源を使いアゼルバイジャン国内市場経済の今後の発展のため支援を受取り続けたいと思っており、

大使殿、森総理に対し私共の思想と狙いを伝えて頂きたいです。高い地位における総理の大成功をお祈りしております。

2000年7月18日「バク市の労働者」新聞から翻訳