日本・アゼルバイジャン議会友好会の名前で行ったアゼルバイジャン国家元首歓迎レセプションのときアゼルバイジャン共和国ヘイダル・アリエフ大統領の演説 - 日本、1998‎年2月26日

尊敬する総裁様、尊敬する国会議員、友人の皆様!

日本国会議員となる皆様を心から歓迎致します。今朝 皆様方全員と拡大会議が出来ましてとっても嬉しく存じます。

日本議会におき日本・アゼルバイジャン議会友好会が存在しておることに対し深い満足しております。 本日ここで御出席の皆様の大部分がそのメンバーであり、ここで御出席して頂く日本国元外務大臣も同協会のコンサルタントとなっていらっしゃるような理解をもっております。 元外務大臣がコンサルタントとなっているのであれば、この協会はとっても上手く働けると思っております。

我が友人の胸に長野冬オリンピック大会へのアゼルバイジャン代表ティームのバッジが見えているのも嬉しいことでございます。アゼルバイジャンは大きくない国家となり、独立国家となってから始めて同オリンピック大会への参加しました。各国家の旗の間でアゼルバイジャンの国旗がありましたことに対し我々はとても喜んでいました。 そのとこを気づき、評価し、キチンと発言して頂きましたのは、私にとって嬉しいことでございます。 

アゼルバイジャンと日本の外交関係が定めたのは1992年秋ごろのこととなっております。前に申し上げましたように、我々は若い独立国家となっております。1991年にソビエト連邦崩壊後に国家独立をもらいました。しかし、短期間内にも世界社会内で相応しい位置をとり、世界の多くの国々と関係を持ち、多くの重要な国家間・政府間文書を締結しております。

そして、本日は、橋本総理の招待により日本を公式訪問すのが三日目となりました。我々は世界の各国家との関係を発展しようとしております。 我が政策は、世界の各国と相互利益のある協力、相互利益のある関係を持ち、全世界における平和と安定化を強化することにあるます。その関連で議会間関係に大きな意義を与えております。アゼルバイジャン国会のアリフ・ラギムザデ副議長を含め多くのアゼルバイジャン議会議員が私共と一緒にここにいらっしゃっております。ここで全員の名前をあげませんが、御列席の皆様は皆 国会議員となります。それで、我々が国会にどのような意義を与えておるのか、とお分かりできると思っております。皆様と違いまして、我々は大統領共和国となり、我が国会は立法権限を持っております。 我が国会は、1991年に独立の獲得後に民主主義原則、多党制などに基づき始めて当選され、アゼルバイジャン国家の重要な一部となると我々が思っております。 立法活動と並びアゼルバイジャン国会は、世界の国々とアゼルバイジャンとの関係を定める大仕事を実施しております。

総裁様が仰る通り、日本もアゼルバイジャンもシルクロードにあり、過去の歴史にも多くの共通の点があり、現在も多くのことによって結ばれております。 日本とアゼルバイジャンの間で短期間内にも数多くの経済的繋がりができましたと嬉しをとって言わせて頂きたいと存じます。 アゼルバイジャンと関係を定めることが出来て、カスピ海内アゼルバイジャン水域内石油産地の共同開発を行っている日本の企業がそのなかで特別の役割を果たしております。

昨日と一昨日、私共は多くの石油開発企業などの日本の企業の代表者とあうチャンスがありまして、そして、我々の協力の拡大のためには、特に高い可能性があると再確認しました。昨日は、日本国の天皇陛下と会談があり、とても興味のある会話がありました。本日は、日本の橋本総理と会談し、交渉を行い一列の重要な文書に調印する予定があります。 皆様方との会談からスタートする訪日の三日目となる本日の段階でも、私共は日本で過ごしました日々に満足しておるのが原則的に言うべきと思っております。 残っている時間が日本国とアゼルバイジャンとの間の協力のより一層の発展に新しい成功を齎すと期待しております。 

皆様方は、我が共和国のことをよく御存知と思っております。しかし、アゼルバイジャンは、ヨーロッパとアジアの間にあるカフカス地帯、カスピ海の海岸、シルクロードの真中にあるとここでもう一度 言わせて頂きます。ロシア、イラン、グルジア、トルコ、アルメニア諸国はみな直接に我々の隣国となっております。隣人港みなと良い関係を持ち仲良くしております。アルメニアだけが例がとなり、1988年にアゼルバイジャンに対し軍事侵略を行った国となっております。それで、アルメニアとアゼルバイジャンの間で軍事紛争が始まりました。 同侵略は、アゼルバイジャンのハゴルノ・カラバフ州に対するアルメニアによる領土要求から始まりました。その要求が、何の根拠のない要求であることは、ここで証明する必要がございません。ナゴルノ・カラバフは過去にも、現在にも、将来にも昔からアゼルバイジャンの土地でおります。同州におき前にも、現在にもアゼルバイジャン人などの民族と並びにアルメニア人が住んでいましたことは、このアゼルバイジャンの領土を要求する根拠となりません。 

この紛争は、アルメニアとアゼルバイジャン両共和国が旧ソビエト連邦の一部であった当時から始まり、ソ連のような超大国の指導部が、その紛争を中止させ、数多くのアゼルバイジャン人とアルメニア人の命を奪った流血を許さないような能力を十分に持っていました。 この問題に対する旧ソビエト連邦の指導部による不正なり、一方的な態度、その他の理由をせいにして、アゼルバイジャン領土の2割がアルメニアの武装団体に占領されてしまいました。我が共和国民となる約100万人以上のアゼルバイジャン民族の人が占領済みの土地から追払われております。その人たちは、自分の住む場所、自分の住宅を無くし、アゼルバイジャン領内で別の所において主にテントの中でお住まいしております。

我々は4年前に戦闘作戦停止を達成し、休戦条約を締結し、紛争の平和的解決を巡った交渉を行っておるところでございます。しかし、OSCEの1996年リスボン首脳会談が採択しました諸原則は、その前提条件となります。アゼルバイジャンの領土保全復活、アゼルバイジャン共和国内でナゴルノ・カラバフに自治体制資格提供などを規定する諸原則となっております。 国際法規則、各国家の国境不可侵、力の使用により国境線変更不可能などに関する国連諸原則が尊厳なり、我々も従い、皆が従うべき原則であると私たちの以前からの立場があります。我々は平和愛好国家なり、我が地域であるカフカスや、全世界におき戦争を望んでいなく、平和的方法により紛争解決を望み、そのことが出来ると期待しております。我々は、アルメニア武装団体から占領地の開放、自分の住宅地へ100万人アゼルバイジャン人の帰還、アゼルバイジャン領土保全の復帰などを求めております。これは正当な要求であります。日本領土保全に関する日本国の要求が正当であると同じのことでございます。

こうした状況にも拘らず、アゼルバイジャンにおいてはとっても大きい変化が起きつつおります。我が国に民主主義・法的・非宗教主義国家建設の道を歩かせ、政治的、社会・経済改革を実施しながら、アゼルバイジャンにおいて市場経済体制を作りつつおります。 前に旧ソビエト連邦に入った各独立国家と同じくアゼルバイジャンは、とっても苦しい移行時代を体験しながら、経済的困難を苦しんでおります。 しかし、経済改革の実現、市場経済発展によりその困難を越えると確信を持っております。1997年度の成績はその有力な証拠となっております。

アゼルバイジャンは昔から石油の国でございます。そして我々は現在、自分の石油開発工業を発展しつつおります。アゼルバイジャン領内や、カスピ海内アゼルバイジャン海域には、石油・ガス大層があります。こうした我々の資源を効果的使うため我々は、外国資金を使い、世界の12ヶ国の企業が参加する9つの契約を締結してきました。日本の伊藤忠石油開発会社もそのなかにあることが嬉しいと思っております。伊藤忠だけでなく、現段階で6つの日本の大企業はもう、アゼルバイジャンにその代理店を開設してきました。在アゼルバイジャン日本国大使館の開設をお待ちしております。在アゼルバイジャン日本国のТОГО大使は、モスクワに事務所があります。その方の仕事に満足しております。日本・アゼルバイジャン関係の強化のため大分貢献していらっしゃいますので、首都のバク市に移動させるよう提案したいと思っております。モスクワのために別の人物を見つけることが出来ると思っております。我々の経済協力を拡大させるためにこれがとても重要と思っております。

橋本総理による「シルクロードドクトリン」や同問題に対する日本国の立場などに対し大満足しております。数年間にわたって同問題に取組み、シールクロードが活動しておると言わせて頂きます。我々は、カスピ海、アゼルバイジャン、グルジア、黒海を通し中央アジアをヨーロッパにつなぐようなヨラジア貨物通路が出来ております。同貨物通路は、最近一年間半にわたって中央アジアとヨーロッパの間で往復貨物運送が活発的に行われていました。EUと共に我々は、同通路を通しより一層に経済協力の発展を行っております。 5月後半分にアゼルバイジャンのバク首都に国際会議が開き、最東部の日本を始め、最西部のイギリス、アイランド、スペインまでにも同シルクロードにある33カ国の代表者が集まる予定があります。シルクロードは沢山のプラスがあります。 アジアとヨーロッパをつなぎ、日本との通路も含め、現在使われておる通路より2000キロ程短くなっております。代議員として皆様も橋本総理による「シルクロードドクトリン」を支持し、協力のその分野が大分役に立つと期待しております。

日本とアゼルバイジャンの間でより親密なりより広い関係を持ちたいと思っております。 アゼルバイジャン国会には、日本・アゼルバイジャン友好グループとか、友好協会と言いましょう機構があります。御列席の皆様の大部分はそのグループのメンバーでいらっしゃいます。そして、アゼルバイジャンと日本国の国会議員の個人的会見が出来ましてから、その関係がより早く発展すると期待しております。

日本は高度に発達している国であり、経済・社会発展の面におき大成果を達成し、国際社会のなかで相応しい位置を取っていらっしゃいます。我々は、国連安保理事会員となるよう皆様方の狙、全世界における平和の強化、地球における文明などのために皆様がやって頂いていること全てを支持しております。

皆様がた、日本の全国民に対し、新しくて大きな成功のことを祈っております。御自分自身でアゼルバイジャンの動きをお見になり、私の申し上げたことを御自分自身で確認できるため、皆様をアゼルバイジャンまでご招待致します。ご清聴ありがとうございます。

1998年3月10日「バクの労働者」新聞より翻訳